この記事をまとめると
■アメリカの電気自動車メーカーであるテスラが「モデルY」の日本注文受付を開始
■電気自動車の利点を活かしたクルマ作りで高い実用性とパフォーマンスを両立
■価格はRWDが619万円、AWDのパフォーマンスは809万円
テスラの日本導入4番目のEVはミッドサイズSUV
その言動が何かと話題になるイーロン・マスク氏によって2003年に創業されたテスラは、電気自動車という存在を世間に知らしめる役割を果たし、いまや世界でもっとも電気自動車を販売するメーカーとなった。
そんなテスラが新たに「モデルY」の注文受付を日本でも開始した。
モデルYは、すでに日本でも販売されているモデルXよりひとまわり小さい、ミッドサイズのSUVとなる。電気自動車であることを最大限に活かしたパッケージングが特徴で、通常のクルマであればエンジンルームとなっているフロント部分にもラゲッジルームを設置。リヤの荷室スペースと合わせるとその容量は最大2158リッターとなり、かなりの荷物を載せられるのがポイントだ。
そのほかにも、医療グレードのHEPフィルターを搭載するなど、ユニークな機能も装備する。
駆動方式は、リヤにモーターを搭載したRWDのベースモデルと、フロントにもモーターを装備してAWDとなる「パフォーマンス」の2グレードを用意。その性能は、「パフォーマンス」の場合、0-100km/h加速3.7秒とスポーツカー顔負け。2トン近い車重のSUVとは思えないほどの加速性能を持ちながら、WLTCモードで595kmという一充電走行距離も実現した。
モデルYの価格は、ベースのRWDが619万円、高性能グレードとなる「パフォーマンス」が809万円となる。また、RWDは、令和3年度補正予算および令和4年度「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象車両となっている(パフォーマンスは申請準備中)ため、お買い得感も高い。なお、納車は2022年8月以降を予定している。
電気自動車のSUVが欲しくてもモデルXでは大きすぎると二の足を踏んでいた人にとって、モデルYはまさに待望の1台。テスラのスタイリッシュなデザインをまとった電気自動車で最先端の技術を堪能するにはもってこいのモデルとなっている。