スーパー耐久シリーズの第2戦として6月3日〜5日、富士スピードウェイを舞台に開催された「NAPAC富士SUPER TEC24時間レース」。今年で5回目の開催を数える長距離レースに日産のニューマシン「Nissan Z Racing Concept」が登場した。
富士24時間レースに参戦したNissan Z Racing ConceptはNISMOのワークスチームが投入した230号車とカスタマーチーム、Max Racingが投入した244号車の2台で、230号車には平手晃平/松田次生/ロニー・クインタレッリ/佐々木大樹/星野一樹、244号車は田中哲也/田中 徹/三宅淳嗣/高星明誠/安田裕信とドライバーのラインアップも豪華な顔ぶれ。2台のNissan Z Racing Conceptが参戦したのはSTOが認めた開発車両を対象にしたST-Qクラスで、230号車はドイツのP1パフォーマンスフューエル製のCNF(カーボンニュートラル燃料)、244号車が一般的なガソリンが使用された。