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何もしないと1年続くこともある! クルマ酔いの原因にもなる「新車の匂い」をいち早く消す方法4つ (2/2ページ)

何もしないと1年続くこともある! クルマ酔いの原因にもなる「新車の匂い」をいち早く消す方法4つ

この記事をまとめると

■新車の室内は独特な匂いがする

■匂いは3カ月から1年続くと言われている

■なるべく早く匂いを消す方法を4つ紹介する

晴れた日は窓を全開にしてドライブ!

 匂いというのは難しいもので、敏感な人もいれば鈍い人もいる。そして好悪も分かれるところ……。

 クルマ好きにとって、新車が手もとに届いて、新しいカーライフがはじまるのは喜ばしい出来事だが、納車されたばかりのクルマの車内には、新車独特の匂いがこもっている。

 この匂い、好きな人もいれば嫌いな人もいて、嫌いな人にとってはかなり不快。なかには新車の匂いが原因で、クルマ酔いになる人も!?

 車種や保管場所、利用頻度、個人差もあるが、あの新車の匂いは乗り始めてから短くても3カ月、通常、半年から1年は続くと言われている。あの新車の匂いを早く消すにはどうすればいいのか。

 新車の匂いの正体は、大きく分けて二種類あって、ひとつは主に内装に使われている接着剤と、ゴムなどに含まれている揮発性有機化合物(VOC)の匂い。

 クルマを作る工程や素材のなかに、およそ200種類以上の揮発性有機化合物が使用されていて、これらが揮発することによって匂いの元となる。

 もうひとつは、シートのウレタンなどに使われるホルムアルデヒドの匂い。ホルムアルデヒドは、水に溶けやすい刺激臭のある無色の気体で、シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質でもあり、建築材料に使う場合、規格によって使用する面積が制限されている。

 これらの匂いを消す方法は4つほどある。

1) 換気

 車内の匂いを消す一番オーソドックスな方法は、積極的な換気をすること。

 天気のいい、乾いた日にドライブするときは、なるべく窓を全開にして走り回る。

 匂いの元となるのは、揮発性物質なので、乾かして揮発したものを車外に排出してしまえばどんどん匂いは薄くなる。

 治安上問題がなければ、クルマに乗らない日も、天気のいい日に朝から晩まで窓を開け(ルームランプを消してドアも開け!?)、換気するのもいいが、新車でそれをやるのは自宅敷地内の駐車場でもちょっと不安……。

 というわけで、新車のうちはできるだけ窓を開けてドライブすると、早く新車の匂いとおさらばできる。

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