この記事をまとめると
■インパネデザインが秀逸なモデルを紹介
■もはや異世界転生レベルの超個性的デザインを集めた
■最近のトレンドは大画面モニター
常に視界に入るからこそ重要なインパネデザイン
クルマを好きになるファクターとして、スタイリングやパフォーマンスも重要ですが、居住性やインテリアをあげるユーザーも数多くいるはず。なにしろ、クルマは眺めているよりシートに腰かけている時間のほうがはるかに長いもの。インテリアやコンソールに目がいくのも当然で、ここが好きになれないと「なんだかパッとしない」気分になりがち。
そこで、個性的なインテリアをもつクルマたちをご紹介。ご自分の愛車と比べてみるも良し、奇想天外! と笑ってご覧になるのもまた楽しいかと。
シボレー・コルベット C8
クルマのインテリアを男っぽく表現して「コクピット」などと呼ぶことがあります。戦闘機やF1などからもってきたようですが、コルベットC8(現行モデル)はまさにコクピットという表現がピッタリ。
さっきまでベッドで寝ていて、起き抜けにこのクルマに乗りこんだりしたら、まさに異世界転生。縦に並んだ各種スイッチや、ドライバーを取り囲むようなコンソールで「生まれ変わった先では腕っこきパイロット」的なテイストです。
もちろん、見た目だけでなく機能的にも屈指の出来栄え。もっとも、パッセンジャーシートとは隔絶感もあるため、転生した先で王女様を救って逃避行といったストーリーは期待できそうにありません。
シトロエン BX
フランス車、とりわけシトロエンは異世界転生クラスのデザインが目白押し! むしろ、日本人が考える「スタンダード」なデザインのほうが少ないくらいでしょう。といっても、こちらのBXはイタリアン・カロッツェリア「ベルトーネ」によるデザインで、1980年代に同社のトップデザイナーをつとめた、マルチェロ・ガンディーニの作。
どこから見ても革新的なデザインですが、ダッシュパネル周辺、とくに円筒状のメーターが回転表示するボビンメーターは現在でも伝説として語り継がれているほど。
デジタルパネルが主流となっている現代からみれば、たしかにギミックというか立体的な動きは異世界な香りムンムンといったところでしょう。