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アナログ時代に衝撃の未来感に誰もがシビれた! メーターを眺めるためだけに走りたくなる旧車3選 (1/2ページ)

アナログ時代に衝撃の未来感に誰もがシビれた! メーターを眺めるためだけに走りたくなる旧車3選

この記事をまとめると

■かつてメーターパネルのデザインが個性的なクルマがあった

ソアラのデジタルメーターとピアッツァサテライトスイッチはSFチックで最先端感があった

■クロノグラフをモチーフにしたアルテッツァのメーターはスポーツマインドにあふれていた

バブル前夜の空気感を纏ったインパネも!

 今でこそフル液晶パネルで表示をカスタマイズ出来てしまうメーターパネルですが、過去にはメーターパネルのデザインに個性を発揮したクルマが多数存在しました。そんなめちゃくちゃカッコイイメーターを装備したクルマたちを3車種、4台紹介していきます。

元祖デジタルメーターのソアラ(初代、2代目)

 日本で初めてデジタルメーターを装備したのが元祖ハイソカーのトヨタ・ソアラです。1981年に登場した初代Z10型は、タッチパネル式フルオートエアコンなど色々な意味で先進性を発揮していましたが、そのなかでも最廉価モデル以外に全装備されたデジタルメーターは衝撃を持って迎え入れられました。

 まるでトルク曲線を見るような折れ線グラフ式のデジタルタコメーターは3000回転まで角度が急でそこから4000回転まではなだらかに傾斜、4000回転からはレッドゾーンまではフラットとなっています。また数字のみで表示する速度計も意外な視認性を誇っていました。しかし、デジタル表示はあくまでもLEDの羅列であって、まだデザインというものを感じさせるには至りません。

 そのソアラのデジタルメーターにデザイン要素を織り込んだのが1986年に登場した2代目のZ20型でした。

 台形のメーターパネルはその配置から遠近感が多用され、横バー式のデジタルタコメーターもその遠近感に沿ったものとなります。このデジタルタコメーターは初代のZ10型に比べると表示セグメントも細かくなり、タコメーターがアクセルレスポンスに追従する感覚がかなり新鮮でした。

 このZ20型のデジタルメーターにスペクトラムアナライザー式グラフィックイコライザーのついたフルコンポカーオーディオという組み合わせがハイソカーの定番となりつつあったバブル前夜の空気感でした。

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