インテリアは贅沢と快適が見事に調和
室内は、細長いキルティングとパーフォレーションのパターンが新たに採用され、広々とした空間をより強調している。トレッドプレートはライトアップされており、電動のリヤドアはボタンひとつで閉まる。30色のLEDライトから好きな色を選んで室内を照らす「ダイヤモンドイルミネーション」は標準装備となっている。フロアには厚いパイルのオーバーマットが敷かれ、ハイドに視覚的な立体感を与えるコントラストステッチなど、キャビン全体で心地よい仕立てとなっているのもこのクルマの特徴だ。
また、20個のスピーカーに1720Wの出力を持つ世界最高の車載用サウンドシステムである「ネイム・フォー・ベントレー」も搭載。後部座席の乗員が自分のモバイルデバイスのコンテンツを、フロントシート背面の10.1インチスクリーンにストリーミングすることが可能なリアエンターテインメントシステムも用意されており、こちらはオプションとなる。
ハイドのカラーは2トーンカラーの選択が可能で、コントラストステッチ、パイピング、ハンドクロスステッチでクラスをリードするインテリアにさらなるディテールを加えることもでき、ハイグロスウッドを含むすべてのパネルを選ぶこともできる。クラウンカットウォールナット、ダークバーウォールナット、コアといったオープンポアのオプションは、サステナブルでコンテンポラリーなアプローチを加えている。また、技術的な仕上げとして、カーボンファイバー、マリナーによる真珠のようなピアノリネン、ダークティント・ダイヤモンドブラッシュドアルミニウムがあるとのこと。
価格は、「ベンテイガEWB」が2675万円、「ベンテイガEWBアズール」が3018万円。ファーストエディションは「ベンテイガEWBアズール」のみで選択可能でプラス200万円となる。多くの魅力的なオプションとファーストエディション限定の人目を引くディテールが組み合わされた「ファーストエディション」。細部までこだわりを持って作られている「ベンテイガEWB」はベントレー史上最高なクルマだが、特別仕様のファーストエディションはさらに上回ったクルマとなっているはずだ。