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庶民は結局お金の面が一番重要! EVに乗ると「得」はあるのか考えてみた (2/2ページ)

庶民は結局お金の面が一番重要! EVに乗ると「得」はあるのか考えてみた

この記事をまとめると

■いまクルマの電動化が推し進められている

■そのメインともいえるEVは、所有することの利点がいまいち認知されていない

■そこでこの記事ではEVに乗ることのメリットを解説する

いまなら購入時に補助金が交付される

「地球環境を守るため」「持続可能な社会のため」として世界的に促進されている電動化車両への置き換え。とくにBEV(バッテリEV)は、個人が購入できるラインアップも増えて、ついに三菱・日産から軽自動車のEVも登場したこともあり、どんどん身近になっている印象です。

 でも一部では、日本の場合は化石燃料による発電に頼っている限り、EVに乗ったとしても期待するほどエコではないのでは? といった議論があったり、同クラスのガソリン車より数百万円も高いお金を払って買うことのどこがエコなのか? と非難されたり、「結局、EVに乗るとなんのメリットがあるの?」とよくわからない人も多いかもしれないですね。

 そこで今回は、いろいろと難しい話は置いておいて、ひとまず個人がEVを所有すると得られるメリットにはどんなものがあるのか、ご紹介したいと思います。

 まずコスト面では購入時に、ガソリン車やハイブリッド車、ディーゼル車にはなくてEV・FCV・PHVのみにあるものといえば、国や地方自治体からの補助金です。これは経済産業省の「クリーンエネルギー車(CEV)導入事業費補助金」といって、4年間保有するなどの条件を満たせば、現時点(令和3年度補正・令和4年度補助金)で85万円が交付され、地方自治体ではたとえば東京都なら45万円が交付されますので、同じ車両価格ならガソリン車を買うよりかなりお得感があるというわけです。この補助金は予算がなくなり次第終了となっているので、早めの決断がよさそうですね。

 次に、愛車を稼働させている限り逃れられない「維持費」の面でも、EVは優遇されています。以前はハイブリッド車やクリーンディーゼル車にも自動車税の免税措置がありましたが、現在はなし。でもEVなら、購入翌年度の自動車税が概ね75%減税です。また、購入時と1回目の車検時に支払う重量税も免税になりますので、たとえば1.5t〜2t以下のガソリン車と比べると、ここでも3万円程度得をすることになります。

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