この記事をまとめると
■いま狙い目な高級輸入スポーツカーをピックアップ
■元値が数千万円するクルマが国産の新車コンパクトカー並みの予算で狙える
■フェラーリのエンジンなども楽しめるので、故障と付き合う覚悟があればお得だ
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ここのところ圧倒的な値上がりを見せている90年代の国産スポーツカーたち。状態の良いものでは新車時の価格を優に超えるものも珍しくなく、なかにはウン千万円というまさにケタ違いの価格になっているものも存在している。
そこで今回は、高騰しまくっている国産スポーツカーではなく、いわゆるスーパーカーと呼ばれるような輸入車たちで買えそうな価格帯の車両をチェックしてみた。ただ、あくまで現在の車両価格でのみチェックしており、購入後の維持費などは考慮していないので悪しからず。
アストンマーティン DB9
ボンドカーとしても知られるアストンマーティン社のクーペタイプモデルのDB9(ただしDB9はボンドカーではない)は、2004年にDB7の後継車として登場したモデル。
フロントフードの下には5.9リッターのV12エンジンを搭載するが、トランスミッションをリヤに搭載するトランスアクスルレイアウトを採用しているため、前後重量配分は理想的な50:50を実現しているのだ。
新車時はおよそ1800万円と高額だったDB9ではあるが、現在では初期型が総額500万円台で狙うことができる価格まで下がってきており、古さを感じさせないデザインも相まって意外と狙い目と言えるかもしれない。