ガソリン代が高すぎる! それなら使わなきゃいい! お金で計算すると相当な差になる「省燃費走行」の方法とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■いまガソリン価格の高騰が話題

■ちょっとした心がけで燃費を抑えることができる

■低燃費走行のコツについて解説する

ちょっとした心がけで燃費が向上

 原油価格の高騰や為替相場の円安など、ガソリン価格が高くなる要素しかない現在、少しでも燃料代を抑えたいというのは自動車ユーザーが多く抱える悩みではないだろうか。

 かといって、いきなり最新の低燃費モデルやハイブリッド車に乗り換えるというのも現実的ではない話であり、そうなると今の愛車の燃費を向上させるというのが手っ取り早い方法と言えるだろう。

 単純な計算ではあるが、リッター10kmだった燃費を11km/Lに改善することができれば、燃料代が10%下がるのと同じことなのだから、やらない手はないハズ。

 ではどのような点に気を付ければ低燃費走行を実現できるのか、今一度振り返ってみよう。

急発進はしない

 クルマが燃料を多く消費する際たる要因が発進加速だ。1トンから2トンもあるクルマを動かすのに相当なエネルギーが必要というのは何となく想像がつくと思うが、ここで一気にアクセルを踏み込むような加速をしてしまうと当然ながらそれ相応の燃料を消費してしまう。

 そのため、発進加速はなるべくふんわりと加速をするように心がけ、急加速をしないように気を付けるだけでもかなり燃費は変わってくるハズだ。

 とはいえ周囲の交通に迷惑をかけるほどゆっくり加速をするのはナンセンスなので、周囲の交通の流れを鑑みながら優しいアクセル操作をするのがいいだろう。

 また、渋滞している道路では頻繁に発進と停止を繰り返すことになるため、少々遠回りでも流れのよいルートを選んだほうが、結果的に燃料消費量が少ないというケースもある。

空気圧を規定値にする

 クルマと路面を唯一繋げているもの、それがタイヤだ。そのため、タイヤの状態が燃費に与える影響も少なくない。車種によって規定値となる空気圧は異なるものの、その規定値よりも空気圧が低いと転がり抵抗が増え、燃費が悪化する要因ともなる。

 最近のエコカーなどは規定の空気圧が高めになっているが、これは空気圧が高いとよりタイヤが転がりやすくなるためなのだが、規定値以上に空気を入れたからと言ってさらに燃費が伸びるというわけでもなく、むしろタイヤのグリップ力が下がって危険な状態にもなりかねないので、キチンと規定値を守るようにしたい。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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