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専門の「お宝ハンター」まで存在! 納屋に眠る古〜い「激レア車」を見つけ出すバーンファインドって何? (1/2ページ)

専門の「お宝ハンター」まで存在! 納屋に眠る古〜い「激レア車」を見つけ出すバーンファインドって何?

この記事をまとめると

■納屋などで放置されていたクルマなどが見つけ出されることを「バーンファインド」という

■バーンファインドカーは通常よりも高額で取引される場合がある

■アメリカではバーンファインドを専門にしている業者が存在する

レストアされていないことにも価値がつくクラシックカーの世界

 納屋や倉庫、あるいは畑などで長期間にわたり「ほったらかし」「忘れ去られていた」なんてクルマが発見され、再び日の目を見ること。近頃よく耳にする「バーンファインド」とは、こんなニュアンスです。もっとも、クラシックカーマニアにとってはおなじみで、バーンファインド物などと珍重されることもあるようです。

 たとえば、岐阜でバーンファインドされたフェラーリ・デイトナなどは近頃の最たる例。なにしろ、同じオークションに出品されたビッカビカのテロッテロな(ノーマル)デイトナに比べ、ほぼ3倍の価格で落札されたのですから。

 発見された当時のまま埃まみれで出品されたデイトナはたしかにロウマイレッジ(約3万6000km走行)で、レース用アルミボディ車というレア中のレアだったとしても、この価格差には誰もが驚いたことでしょう。

 こうしたヒストリックカー&クラシックカーの世界では「プリザーブド」つまり、過度なレストレーションが施されず、往時のまま時を経てきたクルマほど価値があるとされているのです。バーンファインドカーは重ね続けてきた年輪を大切にし、いくら埃をかぶっていても、いやシート裏からキノコが生えていようとも掃除することなく「このままがいいのだ!」と悦に入る、といったところでしょうか。

 さて、バーンファインドの本場はやっぱりアメリカ。全米屈指の個人間売買サイト「Craigslist」で、バーンファインドを検索してみても玉石混交とはいえ、わんさかヒットします。

 ただし、これだけの物件のなかから掘り出し物を見つけ出すには、豊富な知識と経験が必要なのは言わずもがな。

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