東京モーターショーが大賑わい!
三菱 ランサーエボリューション&スバル インプレッサWRX
詳しく説明するとキリがないし、お馴染みすぎるのでここでは割愛。どちらも初登場となったのは1992年のことで、ほぼ毎年進化する形で、サーキットでのタイムアタックなど事ある毎に対決企画が組まれて盛り上がったし、WRCでの活躍もどちらも華々しかった。
マツダRX-8
事前に盛り上がりすぎて、実車で肩透かしとなったクルマかもしれないが、とりあえず大きな盛り上がりを見せた。その理由のひとつがモーターショーへの出展だ。実車が発売されたのは2003年のことで、ルーツとなるRXエボルブが登場したのは1999年、つまり4年も前。その後もRX-8という車名でコンセプトカーが海外で出たりするなど、前フリが多かった。
また詳細なスペックなどもなかったので、RX-7の後継車でターボと組み合わせているのではないかなど、噂が噂を呼んでドンドンと盛り上がっていった。もちろんRX-8はRX-7とは別系統でターボも装着されていなかった。
トヨタ86
こちらもモーターショーでの前評判が盛り上がって、実車発売に華を添えたパターン。初登場となったのが2009年の第41回東京モーターショーでFT-86という車名が付けられた。これだけでも期待感はかなり高まったが、時代が時代だけに発売されるかどうかは半々的な意見が業界内にも多かった。さらにデザインも市販車と少し異なっていたし、まだコンセプトカーの域を出ていなかったというのもあった。
それが2011年のFT-86IIとなると、かなり現実的な形になって、さらに話題は沸騰し、実際に2012年に発売となった。
また、車両重量が1トンを切るとか、価格が200万円を切るかなど、気軽なライトウエイトスポーツらしいポイントに注目が集まって、カンカンガクガクで盛り上がったものだ。ちなみに実際はどれも果たせず。