この記事をまとめると
■整備士はひとのクルマのメンテナンスや修理を行うことができる
■整備士の資格にはいくつかの種類がある
■取得方法は専門学校に行くのが一般的
整備士免許にはさまざまな種類がある
クルマのメンテナンスや修理を行ってくれるのが整備士だ。ディーラーのピットや修理工場、さらにはカー用品店のピットなどにも所属している。整備士には必要な資格があって、それが整備士免許と呼ばれるもの。ちなみにDIYでの作業については商売でなく、資格は必要ないし、ブレーキなどの分解整備(特定整備)も自分のクルマであれば無資格で行うことが可能だ。正確には他人のクルマでも費用を取らなければ問題ない。
ひと口に整備士と言っても、いろいろな種類がある。まずはレベルで、3級から1級まで。3級と2級はそれぞれ「ガソリン自動車整備士」「ジーゼル自動車整備士」「自動車シャシ整備士」がある。名称が示している通りなのだが、ガソリンを持っていればディーゼルもシャーシも整備は可能。ただ、「ジーゼル自動車整備士」と「自動車シャシ整備士」を取得していると、より専門的な知識を持っているという評価になるので、それぞれ取っている人が多い。
では、3級と2級の違いはというと、3級はそれぞれの項目の基本部分を触れるだけで、しかも上級者からの指示や確認のもと、作業ができる。2級になれば自分の判断で作業が可能だ。また、実際のところ、2級があればすべての整備に対応できる。