アーティストの愛車への思い入れが伝わる名曲も
長渕剛「ジープ」
そのものズバリの曲名で、運転しながらジープへの思いを歌い上げる、車名曲の代表的存在。モデルは自身で所有しているラングラーYJで1990年式(たぶん)とのこと。角目のラングラーだ。これで東京から千葉の九十九里まで走って作った曲とのこと。
小泉今日子「なんてったってアイドル」
最後は具体的な車名ではないものの、印象的に使われている曲を紹介しよう。赤いコンバーチブルが出てきて、そこから「ドアを開けずに飛び降りて」というフレーズはとてもイメージしやすかったしかっこよかった。いつかはコンバーチブルを買ってやってみたいと思った人も多いハズ。
荒井由実「COBALT HOUR」
モータージャーナリストでもある松任谷正隆氏がご主人であるにも関わらず、車名が出てくる曲は少ない。荒井由美時代のこちらの曲にはベレGが登場。いすゞのベレットGTのこと。
小沢健二「カローラIIに乗って」
こちらはタイアップだっただけに、曲名がドンズバ。ただし、宣伝臭さはなく、至極のポップスになっているのは、さすが当時大人気だったオザケンだけある。
クレージーケンバンド
ボーカルの横山 剣氏はクルマ好きでも有名。前身のバンドは「ゲロッパ1600GT」だし、4枚目のCD名は「GT」だったりするし、ジャケットは自分のマスタングが飾っているほど。
マッドネス「シティ・イン・シティ(In The City)」
タイアップで大ヒットしたという曲で外せないのが初代シティのCMに使われたこちら。本人たちもCMに出ていて、ムカデダンスも話題に。子供たちがこぞって真似したものだ。その後、消息不明だったが、最近になってまた少し話題になることもある。