人気の軽商用車がリニューアル! 日産「NV100クリッパー」「NV100クリッパー リオ」「NT100クリッパー」の仕様を一部向上

この記事をまとめると

◼︎日産の軽商用車「クリッパー」シリーズがマイナーチェンジを敢行

◼︎新装備や新しいミッションを搭載している

◼︎装備も改良したほか、特装車にも同じ変更が導入されている

新装備や新ミッションを導入して燃費が向上

 買い物や通勤に便利な軽自動車から、日本が世界に誇るスポーツカー「GT-R」、いち早く電動車として市販化に成功した「リーフ」など、「技術の日産」を謳う日本を代表する自動車メーカー「日産」は、世界各国で多彩な自動車を展開しており、世界中にファンは多い。

 そんな日産は商用車も手掛けているが、中でも人気が高いのは軽自動車に属する「NV100 クリッパー」シリーズだ。コストパフォーマンスに優れながら、積載性が高く、配達業や工事など、ラゲッジの広さに重きを置くような現場ユーザーからの支持が厚いモデル。また。全モデルに搭載の「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」をはじめとする先進安全技術を装備しているのも人気なポイント。

 今回はその「NV100クリッパー」、「NV100クリッパー リオ」、「NT100クリッパー」の仕様が一部変更となった。

 内容は、まずアイドリングストップ機能を追加したことにより、燃費性能を13.8km/Lから14.6km/L(WLTCモード)へ向上している。経済性重視の軽商用車には嬉しい改良だ。

 また、「NT100クリッパー」のトランスミッションが3ATから4ATに変更され、先述のアイドリングストップ機能を追加したことで、燃費性能を14.2km/Lから15.7km/L(WLTCモード)へ向上させている。

 さらに、「NV100クリッパー」のGXグレードのヘッドランプはハロゲンからキセノンに変更となったほか、併せて「NT100クリッパー」のGXグレードのヘッドランプはハロゲンからLEDへ変更。視認性も上がった。

 なお、「NV100クリッパー リオ」は、前方座席上部にある「オーバーヘッドコンソール」を「オーバーヘッドシェルフ」に変更して容量アップを実現。Gグレードには本革巻きステアリングを採用するなど、インテリアや使い勝手も向上した。

 なお、今回の一部仕様変更に伴い、「NV100クリッパー」のGXターボ、DX GLセーフティ パッケージは廃止となっている。

 ちなみに、「NV100クリッパー リオ」をベースにしたライフケアビークル(LV)、および、「NT100クリッパー」をベースとした商用特装車「ワークユースビークル」シリーズの一部も仕様変更がされている。

 今回の一部仕様向上ではベース車と同様に、NV100クリッパー リオ「チェアキャブ」は、前方座席上部にある「オーバーヘッドコンソール」を「オーバーヘッドシェルフ」に変更し、容量をアップ。また、NT100クリッパー「ワークユースビークル」シリーズのトランスミッションを3ATから4ATに変更し、アイドリングストップ機能が追加されている。

 価格は、「NV100クリッパー」、「NV100クリッパー リオ」、「NT100クリッパー」が92万8400円〜199万6500円。特装車の価格は、168万800円〜218万円となっている。

 これを機に、燃費や使い勝手が向上した「クリッパーシリーズ」を検討してみてはいかがだろうか。


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