この記事をまとめると
◼︎ハイエースが一部改良を実施
◼︎パーキングブレーキサポートを標準装備とした
◼︎ディーゼルモデルの燃費改良や装備の一部変更を実施した
安全装備を追加し、より使いやすい安心安全なバンへ
多彩な車種を扱うトヨタは商用車にも本気だ。プロボックスやタウンエースを始め、見ない日はないほど日本中に普及しているハイエースもトヨタを代表する車種だ。
そして最近、これらの商用車がビジネスマン以外にも注目されているという。その理由が、加熱するアウトドアでのギアとしての利用で、キャンピング仕様や車中泊仕様など、商用車向けの広いスペースがアウトドア向けカスタムと相性がよくウケているのだ。
そんなハイエース、コストと使い勝手最優先な商用車が故に、一般向けとしてはどうしても安全装備などが不足していることが目立つ。
しかし今回の一部改良で、ハイエースの安全装備に手が入った。まず安全装備として、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を標準装備としている。リヤのオーバーハングが長いバンにとっては非常にありがたい装備だ。
一方で、ディーゼルエンジン車へも改良が加わったことにより、燃費が向上し「平成27年度燃費基準+15%達成」をすることに成功。これによりエコカー減税対象となった。また、スーパーGL(バン)とGL(ワゴン)には標準装備されているフロントフォグランプをLED化するなどの小変更も実施されている。
ウェルキャブならびにTECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様に改良が行われた。
価格は239万2100円~419万600円での展開となる。
安全装備を充実させたハイエースは、ビジネスはもちろん、一般ユースにもオススメできるモデルへ生まれ変わったと言えるだろう。