ビビリ音が出たら早めのメンテや交換を!
4)ワイパーブレードを交換
上記の3つを試してみてもビビリ音が解消しない場合は、ワイパーブレードごと新品に交換。ネット通販で買えば1本800円ぐらいで買えるので、ビビリ音が出たらサクッと交換するのが本当はベスト。送料が別にかかるので、何本かまとめ買いしておくのもおすすめ。毎年梅雨入り前には交換してもいいぐらいだ(ワイパーブレードの交換は1年が目安)。
もちろんカー用品店で購入し、交換作業を頼むのもアリ。ワイパーブレードの交換は工具も不要でほとんど時間もかからない。かなり簡単な交換作業なので、自分でやり方を覚えてしまおう。
5)撥水コーティング用のワイパーに交換
ガラスに塗布する撥水剤とワイパーのゴムの相性が悪くてもビビリ音が出やすくなる。撥水剤を油膜とりクリーナーなどで一度きれいに落とすとビビリ音が出なくなることも多い。
「しかし、撥水コートは便利。今後も使いたい」という人は、グラファイトゴムのワイパーや撥水加工用のワイパーに交換するといい。撥水コートのムラもビビリ音の原因になるので、定期的に撥水剤をコーティングし直すことも忘れずに。
6)ワイパーピボットの交換
1990年代のクルマだったりすると、ワイパーアームの付け根、ワイパーピボット部が摩耗してワイパーの抑えが不足してくることも! ワイパーアームの付け根を触ってみて、ガタが大きいようならワイパーピボットとリンクを交換する。
その他、ワイパーゴムに塗る「ワイパー ビビリ止め」といった製品も売られているが、800円前後するはずなので、コスパを考えると古いワイパーに「ビビリ止め」を塗るより、新品のワイパーに交換するのがベター。
「ビビリ音なんて我慢できれば我慢できる」と問題を先送りせずに、早めのメンテ、早めの交換で気分一新。クリーンな視界で安全運転を心がけよう。