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地震だらけの日本でも実際に遭遇すると「パニクって」何もできない人だらけ! クルマの運転中に大地震が起こったら「何をすべき」か? (2/2ページ)

地震だらけの日本でも実際に遭遇すると「パニクって」何もできない人だらけ! クルマの運転中に大地震が起こったら「何をすべき」か?

この記事をまとめると

■クルマで走行中に地震に気づいたらまずは速度を落として路肩に駐車を

■停止する際には前のクルマとの車間距離をいつも以上に空けるよう意識しよう

■クルマから退避する際は窓ガラスを締めてキーは車内に残して施錠せずクルマを離れる

走行中に地震に気づいたらすべきことは?

 クルマで走行していると、地震に気が付きにくい。東日本大震災の折も、関東でクルマに乗っていて気付かなかった人もいる。サスペンションが衝撃を吸収し緩和する効果があるので、地震による路面の揺れを乗員に伝えにくいからだろう。

 震度5以上の大地震では、スマートフォンへ緊急地震速報が伝えられ、警報音が鳴ることがある。しかし、車内の手近なところにスマートフォンを置いておらず、鞄のなかなどにいれていると気づかない可能性がある。

 もうひとつの情報源は、路上の看板や信号機、あるいは電線が激しく揺れたら地震の可能性がある。ただしそれも、強風によって生じているかもしれず、断定的にはいえない。また、前方を走るクルマばかりを見る癖がついていると、周囲の景色に目を配らなくなるので、やはり看板や信号機などの揺れには気づきにくいかもしれない。

 それでも、地震に気付いた人がクルマを路肩に止めるなどしはじめたら、地震を疑ってまず速度を落とすべきだろう。

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