純正なのにドラマでそのまま使えるほどド派手だった
日産 フェアレディZ(S130型)
まもなく登場が予定されている新型にもツートーンカラーが用意されているが、やはりフェアレディZのツートーンカラーとして印象的だったのは、2代目モデルのS130型に用意されていた「マンハッタンカラー」ではないだろうか。
このマンハッタンカラーとは、ボンネットとフロントフェンダー、そしてドアの上部にかけて塗り分けのラインが入るという特徴的なもので、塗り分けの境目にはピンストライプも入るという手の込んだもの。
S130Zのツートーンカラーというと西部警察オリジナルのスーパーZのツートーンも有名なところだが、こちらは純正で用意されていたという点によりインパクトが強いと言えるだろう。
ミニ(オリジナル)
最近のツートーンカラーといえば、ルーフのカラーを異なるものにするというのが主流となっているが、その元祖とも言えるのが、長い歴史を誇るオリジナルのミニだ。
1959年のデビュー当初はモノトーンカラーとなっていたミニだが、ハイパフォーマンス版の「ミニクーパー」が登場し、モータースポーツに参戦する際に自車をより判別しやすくするためにルーフをホワイトに塗ったのが始まりとされている。
ちなみにミニの特徴的なボンネットのストライプも、ミニクーパーの生みの親であるジョン・クーパー氏が走らせていたレーシングカーに同様の識別のためのストライプを入れていたことが由来となっているのだ。