半導体不足で2022年内の納車は約50台にとどまる予定
エクステリアは、先だって実施されたマイナーチェンジに沿って行われており、新デザインのフロント&リヤバンパーとラジエターグリルを採用するとともに、リヤ中央部分に「GTE」のロゴも移されている。また、先代モデル同様にGTE専用のC字型LEDデイタイムランニングライトやブルーにペイントされたブレーキキャリパーなどを装備し、フォルクスワーゲンのeモビリティを象徴するモデルとなっている。
エクステリアに加えて、装備面も新型パサートシリーズ同様にアップグレードされた。同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」やLEDマトリックスヘッドライトの「IQライト」など、最新の先進運転支援システムが標準装備となっている。
新型フォルクスワーゲン・パサートGTEヴァリアントは、ベースグレードと上位グレードとなる「アドバンス」の2グレード構成で、価格はそれぞれ634万5000円、683万8000円。なお、半導体供給不足などの影響により、年内の供給量は約50台ほどになる見込みで、それ以降の受注分は2023年以降の納車となる予定だ。
2024年には新型にフルモデルチェンジすると予想されているパサート。その前に、フルモデルチェンジ直前の熟成された完成度の高い最終モデルに乗っておくというのも悪くないだろう。それが追加された「パサートGTEヴァリアント」なら満足できること間違いない。