この記事をまとめると
■夜間や交通量の少ない交差点では赤色点滅と黄色点滅の信号機が運用される場合がある
■赤色点滅では一時停止が、黄色点滅では他の交通に注意して進行することが求められる
■いずれも歩行者が優先であり、違反した場合は反則金の対象になる
赤色と黄色の点滅信号では対処方法が異なる
夜間に通る人やクルマが少ない交差点などには、赤色や黄色の点滅信号となる場合がある。日中は、通常の3色の信号機で機能していても、夜10時ごろを境に点滅式となり、明け方5時ごろにはもとの3色での機能へ戻る。これは交通の流れを考えた対応だ。
そして、赤色点滅と黄色点滅での対処の仕方が異なる。
赤色の点滅は、一時停止を求める。したがって、きちんと停止し、安全確認をしたうえで通過するなり右左折する必要がある。
黄色の点滅は、一時停止は求められていない。しかし夜間に十分に安全を確認するには、徐行だけでは足りない場面もあるだろう。
たとえば、違反行為ではあるが、無灯火の自転車が存在しているのは現実的であり、それを見逃して接触などすれば事故につながりかねない。
歩行者も、黒づくめな服装をしている人はけっこう多い。無灯火の自転車も、黒い服装の歩行者も、傍から発見されやすいかどうかをあまり考えないからだ。