いずれの場合でも横断歩道では歩行者が優先される
点滅信号には十分な安全確認が不可欠だ。そして、定められた走り方をしなければ、信号無視の違反に問われ、罰則として減点と反則金の対象になる。点滅信号無視は2点の減点で、反則金は7000円だ。
赤色や黄色の点滅信号は、必ずしも夜間の対応だけではない。たとえば首都高速道路の天現寺インターチェンジの一般道への出口は、赤信号と点滅式の切り替えで、青信号にはならない。首都高速道路の高架の支柱によって歩道の通行を確認しにくく、注意を促すためと考えられる。一時停止をしても安全確認しにくく、不安な気持ちにさせられる交差点だ。ほかにも、首都高速道路の飯田橋インターチェンジ出口も、夜間は点滅式に替わる。
赤色や黄色の点滅信号について、クルマだけの話をしてきたが、歩行者が道路を横断しようとしていれば、歩行者が優先されるのはいうまでもない。
信号のない横断歩道でも、歩行者が立っていれば、クルマは停止し、歩行者を先に横断させるのが基本だ。
どのような状況でも、歩行者が優先という原則を忘れてはならない。