この記事をまとめると
■いま新車の納期遅延が著しい
■とくに顕著なのがトヨタ・ランドクルーザー
■極力早く手に入れる方法を検討した
新型ランクルが中古市場に出ている!?
ロシアのウクライナ侵攻が新車の納期遅延に拍車をかけている。新型コロナ関係の影響に加えて、部品、材料、輸送など。サイバーアタックもあったりして、さらに状況は悪くなりそうなだけに、長くなることはあっても短くなることはないだろう。各自動車メーカーも新車を出さないわけにもいかないわけで、生産が滞っているのに新型車が出てくるという悪循環になっている。
どうにかならないのかと思いつつ、納期未定の代表格といえば、300系のランクル。未だに4年待ちで、「新型が出ちゃうんじゃないの?」的な冗談もあながちウソではない感じで笑えない気もする。ちなみにランクルだけ突出して長いのはそもそも日本仕様への振り分け台数が少ないところに、注文が殺到してしまったからだ。しかし、欲しいものは欲しい。なんとかならないかということで、決定打はないものの、少しでも望みがある策を考えてみた。
並行輸入
けっこう出てくるのがこちら。確実ではないものの定期的に入ってきているようで、一番手に入る確率が高いかもしれない。しかし、それだけに大問題があって、価格が高い。つまりプレミアムが付きまくっていて、2倍ぐらいといったところ。最長でも2カ月ぐらいで納車されるとのことで早いことは早い。あとは価格と納期のバランスをどう考えるかだろう。ちなみに仕様は恐らくだが、輸出量の多い中東仕様でもちろん左ハンドルになる。
中古を探す
本来ないはずの中古車がちょこちょこ出てくる。並行物かと思いきや、右ハンドルの日本仕様だ。走行距離は少しだけ回っているので、新古車ではないと思われる。価格も並行物同様、約2倍ばかりで、応談もある。中古車は出て当たり前だろう、と思うかもしれないが、転売防止のために誓約書を書かされるのは有名な話。さらに一部では支払いを完了していても所有権をディーラーにしている。それでも出てくるのは不思議だが、誓約書には法的な拘束力はないだけに、強行突破したものなのだろうか。