この記事をまとめると
■雨の日が増えると気になるのがフロントガラスの油膜
■大きく視界を悪化させ、運転に支障が出ることもある
■対策方法について解説する
解氷スプレーも有効!
ひと雨ごとに春が近づいてくるこの季節。温かくなってくるのは大歓迎だが、雨の日が増えると気になるのがフロントガラスの油膜。フロントガラスに油膜が付着すると、雨の日の夜など、対向車のヘッドライトや街灯などが乱反射し、大きく視界を悪化させ、運転に支障が出ることも。
油膜の原因は、大気中の油分「シリコン」がガラスに付着したものといわれ、ボディワックスや撥水剤が斑に残ってシリコン皮膜になってしまうこともある。
こうした厄介な油膜は軽度なものなら、油膜取り用のウォッシャー液やカーシャンプー、食器用洗剤でも落とすことができるが、ギラギラした油膜だと、この程度では簡単には落ちない。
次のステップとしては、エタノール(アルコール)や「強力油膜とり」といったスプレー式のケミカル剤を試してみる。冬に使った解氷スプレーが残っていれば、その主成分はエタノールなので、それをガラスにスプレーし、マイクロファイバークロスで拭けば、そこそこの効果は期待できる。
ただし、これでも歯が立たない頑固な油膜が多いのも事実。こうなったら道はふたつ。