ロータスの名に恥じないスペックと使い勝手の良さを両立
インテリアなどにはリサイクル素材を採用し、環境も配慮されているほか、今までのスパルタンだった印象のロータスとは180度逆とも言える快適な車内空間になるよう、さまざまな工夫がされているとも発表された。
シートは4つとも独立で稼働することもあり、この辺りのシートアレンジに関しても使い勝手が良さそうだ。フロント中央のモニターは15.1インチ、リヤのセンターコンソールには9インチのモニターが備わっている。
オプションとして、ガラスルーフや3Dサウンドテクノロジーを採用した1500w23スピーカーによるオーディオシステムへのアップデートや、23インチのホイール、10ピストンを備えるカーボンセラミックブレーキなども用意されるので、ライフスタイルに合わせた好みの仕様変更にも対応する。
なお、エレトレは前後2モーター仕様となっており、アクセルペダルのレスポンスを調整する4つのドライブモード、「レンジ」、「ツアー」、「スポーツ」、「オフロード」があり、それに加えて自分の好みに各種セッティングが可能な「インディビジュアル」を有する。そしてこれらは標準装備の機能だ。
実用ユースのBEVかと思われがちだが、0-100km/hは3秒以下のスペックを誇るということもあり、ロータスらしさは姿を変えようとも健在だ。
新世代のロータスを牽引する存在であることは間違いなさそうなエレトレは2022年後半より、中国に新造される工場にて生産が開始される予定とのこと。
価格や日本での販売などなど詳細はまだ未定だが、クルマ好きには注目してもらいたい1台となりそうだ。