運転中の動画を撮るとドライブの楽しさが広がる
フレキシブルな3カ所のアームのおかげで、走行動画の画角もドライバーを入れる、入れないなど自由自在。筆者は、今は使っていない古いスマートフォンを車内用動画カメラとして使っていて、幸運にもワンタッチで動画撮影を開始できるボタンがあるため、臨機応変に動画撮影を開始することが可能。もし、後席に誰か乗っているなら、動画のスタート/オフボタンを押してもらえばいい。自分のドライビングスタイル、そして前方に広がる景色を録画し、あとでじっくり鑑賞しようではないか。
そんな、リアスマタブアームホルダーを使っているうちに気づいた、さらなる裏技がある。よく、自動車専門の雑誌やwebで、試乗インプレッションの走行写真に「インカー」、つまり、助手席に陣取ったカメラマンが撮影する、ドライバーの横顔をなめるような写真があったりする。画角としては、横顔、ステアリングが入り、これまた臨場感あるカットとなる。
しかし、リアスマタブアームホルダーを助手席側ヘッドレストの背後に取り付けたのでは、いかにフレキシブルなアームでも、その画角は不可能。そこで、リアスマタブアームホルダーを助手席ヘッドレストステーの前側に取り付けてみたら、なんと、助手席にカメラマンがいるような、ドライバーの横顔をなめるような画角になるのである。これなら、誰もが(1人乗車でも)自動車専門webの試乗インプレッション動画のように、自身を撮影することができるのだ!!
筆者は引退したスマートフォンを車内動画撮影専用機として使っているけれど、もちろん、現在使っているスマートフォン、タブレットを利用してもいい。なお、リアスマタブアームホルダーはシートバックとステーのあるヘッドレストが独立したシートに対応。シートバックとヘッドレストが一体になったフルバックシートには使えない。また、使っていないときは、コンパクトに畳めることができ、ジャマにならないのも使い勝手の良さのポイントとなるだろう。楽天市場やアマゾンなどでも3000円程度で購入できる。