この記事をまとめると
■ボルボのBEV「C40 Recharge」が一部仕様変更を実施
■グレード名を改めるとともに、前輪駆動モデルが設定された
■ボディカラーの追加なども行われ、よりユーザーの間口が広がった
話題のBEVがリーズナブルに手に入る!
北欧のプレミアムブランドでお馴染みのボルボ。カーボンニュートラルへ向けて、いち早く全車電動化を果たしているメーカーとして、同社は2030年までに新車販売の100%を電気自動車にすることを目標としているほか、日本においても2025年に新車販売の40%、1万台の電気自動車を販売する計画を発表している。
そんなボルボが日本市場へ、100%電気自動車となるBEV「C40 Recharge」の導入を昨年発表。抽選にて100台をサブスクリプションキャンペーンにて販売すると発表したところ、限定台数を遥かに上回る、約6倍の応募があったとのことで話題になった。
そんな「C40 Recharge」に、シングルモーターの前輪駆動モデルを追加することが発表された。また、現行モデルの一部改良も行った。
前輪駆動のシングルモーターモデル「C40 Recharge Plus Single Motor」は、容量69kWの駆動用リチウムイオンバッテリーによって前輪に設置されたモーターを駆動し、EV走行距離は434km(欧州WLTPモード)を誇るモデルだ。メーカー希望小売価格は599万円となっているのもトピックで、よりお求めやすい価格設定となっている。
なお、全輪駆動のツインモーターモデルは、モデル名を「C40 Recharge Ultimate Twin Motor」へ変更し、従来標準装備としていたピクセルLEDヘッドライトがオプション装備となった。これにより、メーカー希望小売価格は699万円へ変更となっている。
また、ツインモーターモデルには、ボルボの車両ではお馴染みとなるオレフォス社製クリスタル・シフトノブが装着される、テイラードウールブレンドシートの内装仕様がオプションとして追加設定されている。
さらに、C40 Recharge全車のルーフピラーおよびルーフスポイラーについて、ボディカラーとの同色とし、ボディカラーにオニキスブラックメタリックも設定された。
駆動方式などに若干の差があるにしろ、気になっていたユーザーが手を出しやすいお手頃モデルが設定された「C40 Recharge」シリーズ。BEVを検討していたユーザーは選択肢に加えていただきたい。