販売終了後に人気色となり激レアで入手困難に
ホンダ S660 モデューロX バージョンZ/ソニックグレー・パール
惜しまれつつも生産終了が発表され、一気に注文が殺到。その結果、最終生産枠分までが完売となり、650台の追加生産がなされたことも記憶に新しいホンダS660。
そんなS660の最終特別仕様車としてリリースされた「モデューロX バージョンZ」には、プレミアムスターホワイト・パールのほか、通常仕様には設定されない「ソニックグレー・パール」という特別なボディカラーが設定された。
すでに新車で購入することが不可能なモデルだけにプレミア価格となっている同グレードだが、車両価格450万円(!)を超えるプレミア価格となっている車両はすべてソニックグレー・パールとなっており、もっとも高額な物件では500万円を超える異常事態となっている。
マツダ(ユーノス)・ロードスター/イエロー系
ライトウェイトオープン2シーターとして多くのファンを擁するロードスター。その中でも希少かつ人気となっているのがイエロー系のボディカラーだ。
初代のユーノス ロードスター時代では「Jリミテッド」と「JリミテッドII」という限定車のみにイエローのボディカラーが設定されており(このJはフランス語で黄色を表す“Jaune“の頭文字を表す)、それぞれ800台ずつのみの限定販売となっていた。
続く2代目モデルでは、2001年2月にスタートした「ウェブチューンドロードスター」というサービスの専用色としてサンバーストイエローを設定。このウェブチューンドロードスターとは、インターネット上でエンジンやミッション、ボディカラーに内装などさまざまな仕様を自分で組み合わせて注文することができるというサービスで、オーダーメイド感覚でオリジナルの1台を作ることができた。
2003年の改良のタイミングではロードスタークーペにライトニングイエローが設定されたほか、ウェブチューンドロードスターのイエローもこのライトニングイエローに差し替えられている。
そして3代目ロードスターには、2008年末のマイナーチェンジのタイミングでサンフラワーイエローというボディカラーを追加。これはカタログのイメージカラーにもなっており、通常ラインアップの色だったのだが、わずか1年半ほどで廃番となり、わずが350台弱ほどしか存在しない希少カラーとなっているのだ。