この記事をまとめると
■高速道路でのETCの利用率は全体で93.1%
■何かしらのミスやトラブルでETCレーンを通過できないことがある
■そういった場合の対処法について解説する
いまやETCカードは高速道路を利用するうえで必須
高速道路でのETCの利用率は全体で93.1%(令和3年3月)。ETC専用レーンも増えてきて、高速道路を利用するにはもはや必須と言ってもいい。
とはいえ、ETCカードを車載器に挿入し忘れてしまったり、ETCカードの有効期限が切れていたり、誤ったレーンに進入してしまったりする可能性は誰にでもある。人間だもの……。またETCの機器やカードの読取り部が不調だったりすることもある。
そうした場合、どう対処すればいいか整理しておこう。
1)料金所に入る前に気づいた場合
高速道路の料金所の手前には、料金所手前には、いわゆる「お知らせアンテナ」が設置されている。通常、このアンテナの下を通過するときに「ETCを利用できます」といったアナウンスが流れるが、ETCカードを入れ忘れている場合や、挿し込みが不十分であった場合は、「ETCを利用できません」といった音声や「ピピピッ」「ピーッ」といった警告音が発せられる。
こうした場合、混在レーンに並んで一時停止してカードを挿入するか、一般レーンに並んで通行券をもらい、出口でも混在レーンもしくは一般レーンを選んでそこで精算するようにしよう。
出口の有人レーンでは、現金やクレジットカードでの精算の他、ETCカードでも支払い可能だが、入口をETC無線で通過していないと、ETCの時間帯割引などの各種割引は対象外になるので要注意。