この記事をまとめると
■BMWより新型の2シリーズクーペが登場
■「Alexa」などの音声操作が可能になるAIを搭載
■Mシリーズも同時販売される
セグメント唯一の後輪駆動コンセプトを採用
BMWのラインアップの中でもコンパクトなモデルに分類される「2シリーズ」は、小さな車体からは想像もできないようなラグジュアリー感に溢れるモデルかつ、走りの面でも研ぎ澄まされたスペックを持った玄人好みな1台で、日本でも人気が高い。
そんな2シリーズクーペが新型となって上陸を果たした。
新型2シリーズクーペは、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトを採用し、約50:50の理想的な前後重量配分によって極めてスポーティで俊敏なハンドリングを実現した本格的プレミアム・コンパクト・クーペとなっているのがトピックだ。
コンパクトな車体から、BMWのクルマ作りに対するスピリットが確実に感じられるはずだ。
本モデルには、最高出力184馬力(135kW)/5000rpm、最大トルク300Nm/1350-4000rpmを発揮する高効率な2リッター直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、ダイナミックな走りを実現する8速オートマチック・トランスミッションが組み合わされている。
先代モデルと比較すると、さらなるパフォーマンス向上に向けて軽量化を行ないつつ、サスペンション取り付け部やアンダー・フレームを強化。また、高剛性ボディを採用することで、ロール剛性の強化、キレのあるスポーティなハンドリングに加え、衝突時の安全性能も向上しているという。
また、アルミニウム材を、ボンネットだけではなくエンジン・キャリアやエンジン・キャリア接続部に用いることで、ボディ剛性の強化と軽量化もバランスよく達成。
そのほかに、先進の安全装備関係は標準装備とし、音声によってさまざまな車内環境の制御ができる、AIによる音声認識システムを採用。Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Alexa」を搭載しているので、音声による音楽の再生やニュースなどの確認などなど、使い勝手の面でも大幅に進化している。
価格は220iが508万円、220i M Sportが550万円となる。