この記事をまとめると
■どんなプロであっても確実に人気となる商品を作ることは不可能
■登場時は思ったよりも人気が出なかったのに今になって評価されているクルマも存在
■具体車種を5台挙げて紹介する
想定外の人気を博すモデルも
クルマに限らず、人気を得るというのは難しいもので、売れると思ったものが売れなかったり、売れるはずがないと思ったものが売れたりする。だから面白いというのは外野の意見で、作っているメーカーからすればリスクがあってたまったものではないだろう。そこで今回は再評価されているクルマを集めてみた。
トヨタ・ハチロク
GR86ではなくて、レビン/トレノのAE86。昔から人気はあったが、気軽に乗れるFR車程度の評価だったりして、走りもピュアといえば聞こえはいいが、ビシッとはしていなかった。価格も激安。先輩から10万円ぐらいで譲ってもらうようなクルマだった。それが今では説明する必要もないほどの名車ぶり。ただそれ以降のレビン/トレノ、つまりFFになってからのモデルは評価されていないのは残念なところ。それぞれに持ち味はあると思うのだが。
ホンダ・エレメント
2002年に登場したSUVがエレメント。アメリカで売っていたものを日本へと持ってきたので、とにかくデカかった。ただデザインは秀逸だったし、観音開きを採用しているのもユニークだった。車内も広大で使い勝手もよく、今になって車中泊需要なのか、人気が高まっている。