「ソレタコデュアル」「カチアゲ」「バーフェン」! 一般人にはもはや暗号なクルマ好きの「カスタム用語」10選 (2/2ページ)

「懐かしい単語」かと思ったら今でも現役多数!

バーフェン

 オーバーフェンダーを略したもの。ワイドトレッド化に対応すべく、フェンダーを広げるために付けるのがオーバーフェンダー。

 その昔はレーシーなパーツだったが、最近でも付けているクルマはあって現役ではある。

鬼キャン

 最近はあまり見かけないが、以前はよく街中でも走っていた。キャンはキャンバーのキャンで、キャンバーとは前後から見たときのタイヤのハの字具合。乗車時やコーナーで荷重がかかったときに接地面が平らになるように計算して、純正でも少しだけハの字になっているが、それを鬼のように付けるから鬼キャン。

 ドリ車がよくやっていたことから広まった。もちろん直進性や乗り心地はよくないし、タイヤも角だけ減るのでいいことはあまりない。ちなみに現在は規制緩和もあって、うまくやればそこそこキャンバーを付けても合法ではある。

カチアゲ

 バイクのほうが使うかもしれないが、マフラーの出し方のこと。

 普通は地面に対して平行だが、後ろが上がっている状態のことをカチアゲという。マフラー自体が後ろからよく見えてアピール度満点。

ピロ足

 ピロとはピロボールのことで、球状のジョイントのこと。通常はゴムブッシュでつないでいるところをこれに変えると、動きにブレがなくなって足まわりの剛性が高まる。

 もちろん乗り心地は悪くなるし、メンテナンスも大変。ちなみにオイルを差したくなるが、じつはご法度。

ソレタコデュアル

 旧車のチューニングからも紹介しよう。三種の神器的なもので、ソレはキャブレータのソレックス。タコはタコ足。デュアルはデュアル管のことで、マフラーのパイプが2本あって出口も2本となる。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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