「懐かしい単語」かと思ったら今でも現役多数!
バーフェン
オーバーフェンダーを略したもの。ワイドトレッド化に対応すべく、フェンダーを広げるために付けるのがオーバーフェンダー。
その昔はレーシーなパーツだったが、最近でも付けているクルマはあって現役ではある。
鬼キャン
最近はあまり見かけないが、以前はよく街中でも走っていた。キャンはキャンバーのキャンで、キャンバーとは前後から見たときのタイヤのハの字具合。乗車時やコーナーで荷重がかかったときに接地面が平らになるように計算して、純正でも少しだけハの字になっているが、それを鬼のように付けるから鬼キャン。
ドリ車がよくやっていたことから広まった。もちろん直進性や乗り心地はよくないし、タイヤも角だけ減るのでいいことはあまりない。ちなみに現在は規制緩和もあって、うまくやればそこそこキャンバーを付けても合法ではある。
カチアゲ
バイクのほうが使うかもしれないが、マフラーの出し方のこと。
普通は地面に対して平行だが、後ろが上がっている状態のことをカチアゲという。マフラー自体が後ろからよく見えてアピール度満点。
ピロ足
ピロとはピロボールのことで、球状のジョイントのこと。通常はゴムブッシュでつないでいるところをこれに変えると、動きにブレがなくなって足まわりの剛性が高まる。
もちろん乗り心地は悪くなるし、メンテナンスも大変。ちなみにオイルを差したくなるが、じつはご法度。
ソレタコデュアル
旧車のチューニングからも紹介しよう。三種の神器的なもので、ソレはキャブレータのソレックス。タコはタコ足。デュアルはデュアル管のことで、マフラーのパイプが2本あって出口も2本となる。