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この記事をまとめると
■メルセデス・ベンツCクラスにエントリーモデルとなるC 180アバンギャルドを追加
■パワートレインは170馬力/250Nmの1.5リッター直4ターボ+ISGマイルドハイブリッド
■価格はセダンが599万円、ステーションワゴンが625万円
CクラスにエントリモデルのC 180を追加
メルセデス・ベンツがDセグメントに参入して同クラスにメルセデス・クオリティを持ち込んで以来、DセグメントのベンチマークでありベストセラーになっているのがCクラスだ。
そんなCクラスは、2021年にフルモデルチェンジを敢行して5代目へと進化した。新型Cクラスは、Sクラス譲りのスタイルと数々の安全装備、そして運転支援機能を備え、ラインアップされているC 200/C 200 d/C 220 d/C 350 eのすべてがハイブリッド化された電動車となっている。
そんな新型Cクラスに、新たにエントリーモデルとなるC 180アバンギャルドが、セダンとステーションワゴンの両モデルに追加されることになった。

C 180に搭載されるのは、170馬力/250Nmを発生する1.5リッター直4ターボの「M254」で、これにマイルドハイブリッドシステムのISGが組み合わされる。ISGは、最大で20馬力・208Nmを発生してC 180アバンギャルドの駆動をサポートするだけでなく、回生ブレーキやコースティングなどを積極的に介入させて燃費の低減に寄与するだけでなく、変則ショックやエンジン再始動時の振動低減なども図られて、C 180に強力で洗練された乗り味をもたらしている。
なお、C 180にも9G-TORONICオートマチックサスペンションが採用されており、1速から9速までという幅広い変速比で優れたエネルギー効率と快適性も実現している。