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意味もわからずやってたりしない? 「ワイパー立て」「サイドを降ろす」など降雪時にやるクルマの行為の真相 (2/2ページ)

意味もわからずやってたりしない? 「ワイパー立て」「サイドを降ろす」など降雪時にやるクルマの行為の真相

この記事をまとめると

■まだまだ寒い日が続き、雪が降る日もある

■ワイパーを立てるなど、雪が降ると行うクルマの儀式がある

■これらにはどんな効果があるのかについて解説する

ワイパーを立てておけば確実とは言い切れない

 まだまだ寒い日が続き、首都圏でも雪の降る可能性はありそうな現在。雪の予報が出たときになんとなくやっている人が多そうな儀式は果たしてどんな効果があるのか、改めて振り返ってみたい。

ワイパーを立てる

 これは実際にやっている人も多そうなワイパーを立てるという行為。これは雪が降るほどの気温になってくるとワイパーブレードとウインドウが凍結によって張り付いてしまい、無理やり剥がそうとすることでワイパーブレードを傷めてしまったり、凍り付いていることに気付かずにワイパーを作動させてワイパーやワイパーモーターを破損させてしまうことを防ぐという効果がある。

 ただし、ワイパーデアイサー(フロントガラスのワイパー部分に熱線が入っている装備)が備わっている車種であれば、ワイパーをウインドウに接触させていた方が早く凍結が解消する場合もあるし、首都圏などで降るいわゆる「ベタ雪」だと、立てたワイパーに着雪し、重みでワイパーが破損する可能性もあるので、ワイパーを立てておけば確実とも言い切れない点は注意しておこう。

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