WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

昭和オヤジには「アニメ」の世界! 「自動バック機能」まであるクルマの最新機能5つが凄すぎて笑う (1/2ページ)

昭和オヤジには「アニメ」の世界! 「自動バック機能」まであるクルマの最新機能5つが凄すぎて笑う

この記事をまとめると

■最近のクルマは進化のスピードが早く4〜5年で驚くほどの変貌を遂げている

■そこで今回は最新のクルマに搭載されている便利機能を紹介する

■最新の便利機能では少し前の感覚では夢のようなことができるようになっている

誰が運転しているのかクルマが顔を見ている!

 クルマの装備は、いつの時代も「こんなことできたらいいな」と思う私たちの願いを実現することで、ものすごい進化を遂げてきました。昭和の時代は手でレバーをクルクルと回して窓を開けていたのが、いつの間にかパワーウインドウが当たり前になり、キーをさして回すとエンジンがかかるクルマもほぼ絶滅。スイッチひとつでスタートするようになるなんて、SF映画のなかの世界でしたね。

 進化の速度はどんどんはやくなり、今や10年どころかほんの4〜5年でも驚くほどの変貌ぶりです。そこで今回は、5年以上愛車を買い替えていない人ならきっと驚く、最新のクルマに搭載されている便利機能をご紹介したいと思います。

1)顔認証システム

 まずひとつ目は、スバル・フォレスターやレヴォーグをはじめとしていくつかの車種に搭載されはじめた、顔認証システム。スバルでは「ドライバーモニタリングシステム」と呼んでいますが、4〜5年前まではシートポジションのメモリーが付いているだけでも高級車の証となっていて、2〜3人程度のポジションが番号で登録できました。番号のボタンを押すと記憶されているシートポジションやサイドミラーの角度などが再現され、キーごとに記録しておけば、そのキーでアンロックすると記憶されたシートポジションが再現されるようになっていました。

 それが顔認証システムなら、番号のボタンを押す必要はなく、ただ運転席に座ればセンサーが個人を特定し、シートポジションやサイドミラーの角度、エアコンの設定やシートヒーターの設定などを前回と同様に再現してくれます。また、ポジションの再現だけでなく、運転中にドライバーの状態を読み取って居眠りの疑いがある際には警告するなど、安全運転にも効果的。個別の平均燃費も出してくれます。フォレスターでは最大5名分までの「顔」が、お好きな名前とともに登録できます。

2)シート位置自動調整

 ふたつ目は、メルセデス・ベンツの新型Cクラスなどに搭載されている、シート位置自動調整という機能。安全運転、快適な運転の基本はなんといっても適正なシートポジションを取ることですが、それってけっこう難しいものですよね。メルセデスともなると、調整ボタンが座面、背もたれ、頭など細かく分かれているので、1カ所を調整するとほかのところが合わなくなる気がしたり、いろいろやっているうちによくわからなくなってきたり。なかなかぴたりと合わせられない経験をした人も多いのではないでしょうか。

 でもこの機能は、「コンフォート」という項目の中の「シートキネティクス」を選び、自分の身長を画面に入力して「位置調整を開始」というスイッチを押すだけで、シートがその人の体型をスキャンしはじめ、最適なシートポジションに合わせて自動調整してくれるというものなのです。これなら誰でも、快適なシートポジションが一発で決まり、シート調整の煩わしさから開放されると思います。

3)オペレーターサービス

 3つ目は、それこそ昔はレクサスなど高級車だけの特権のような機能だったオペレーターサービス。今では対応車種がどんどん増えており、日産ノートなどコンパクトカーでもオプションで付けられるようになっています。スマホが当たり前の時代なので、なんでもスマホで調べて、カーナビに情報を転送してナビ設定が完了するような機能も便利なんですが、なんといってもオペレーターサービスの嬉しいところは、会話で目的地を探してもらえるというところ。

 たとえば、場所も名前も曖昧なお店でも、「お蕎麦が美味しいお店」といったざっくりとしたリクエストでも、オペレーターサービスなら探してくれて、ナビ設定までやってくれるのが本当に便利なのです。「ここからいちばん近いところ」「景色がいいところ」「駐車場が広いところ」といったリクエストもできるし、「本当はこちらがおすすめなのですが、本日は定休日ですので、2番目におすすめのお店でもよろしいでしょうか?」といったオペレーターさんの配慮があったりして、行ってみてガッカリという失敗もなくなりますね。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了