復活したものの姿と形はまったくの別物に
三菱 エクリプスクロス
正確にはクロスは付かないが、エクリプスと言えば1990年に登場した、スポーツカーだ。2代目までは日本でも販売された(スパイダーのみ3代目も日本で発売)が、北米でとくに人気で大ぶりな感じが魅力だった。
また、左ハンドルのまま販売されていたのもトピックスのひとつだろう。
三菱 ミラージュ
ミラージュといえば、三菱を代表するコンパクトハッチ(セダンもあり)として名を馳せた。スポーティなサイボーグ、難読車名かつ2シーターのXYVYX(ザイビクス)、世界最小の1.6リッターV6、そして副変速付きのスーパーシフト。ひと知れず的なところでは気筒休止を1982年に採用しているなど、三菱独自のテクノロジーが存分に投入されたモデルだった。
エリマキトカゲブームの火付け役はミラージュのCMだ。そして2012年に12年ぶりに復活したミラージュはフツーな感じすぎなのが、過去の栄光としては微妙なところではある。
スズキ・ハスラー
ハスラーもじつは復活車名で、もともとは1968年に登場したスズキのオフロードバイクシリーズの名称がハスラーだった。オフロードだけに、SUVで復活したのもあながち繋がりがないわけではない。
ちなみに、メーカー違いではあるが、日野自動車からはオート三輪でハスラーという車種が出ていた。
番外 スイフト
復活でもなんでもないが、上記のミラージュの3代目にあったグレードがスイフト。
グレード名とはいえ、メーカーまたぎで、復活というより、こちらもハスラー同様に被りといったほうがいいが面白い例だ。