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局所的にご当地ルール化した「信号が青になった途端の右折」! 危険な「先走り」は「譲り合い精神」の捻れた進化? (2/2ページ)

局所的にご当地ルール化した「信号が青になった途端の右折」! 危険な「先走り」は「譲り合い精神」の捻れた進化?

この記事をまとめると

■信号が青になった途端に直進車の前を一気に右折する「先走り」をする人がいる

■地域によってはこれが普通になっていることもある

■その理由と危険性について解説する

理由は「譲り合い」にあった!?

 ご当地走りというのが話題になることがある。真ん中の車線から右左折したりする名古屋走りや、ウインカーを出さないでいきなり曲がる岡山走りなど、悪いことながら、地方色豊かな感じだ。それぞれのご当地走りを見ていて気がつくことがある。それが、先走りが多いことだ。先走りのことを指しているのは、松本走り(一部が先走り)、茨城ダッシュ、山梨ルール、伊予の早曲がりなど。なかでも茨城ダッシュは、県警が嘆きのツイートを発して話題になったこともあった。

 先走りというのはなにかというと、信号が赤から青になった途端に直進車の前を一気に右折すること。ご当地走りとして問題になってない地域でも、交差点の構造や直進車が発進にもたついている時などに見かけることがある。

 別に弁護するわけではないのだが、先走りが当たり前の地域では、やられるほうもとくに怒ったり、ビックリしていないのが特徴。だからご当地走りとして定着しているのだろうが、地域外からやってきたクルマにとってはビックリすること以外のなにものでもないし、怒りも湧く。

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