車名や発売時期・仕様などの詳細は後日発表予定
そして、新型コンパクトEVは、日産の将来の電動車両のラインアップをさらに強化する役割を担う。アライアンスCMF B-EVプラットフォームを採用する新型コンパクトEVは、日産がデザインし、開発と生産をルノーが担当。フランスにあるルノーのエレクトリシティセンターで生産されることになるという。今回披露されたデザインの一部を見る限り、共通プラットフォームを採用しながらも、モデルごとに独自のスタイリングを実現していることがわかる。
日産のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は、「この新型車は、新しい共通プラットフォームを採用します。日産がデザインし、ルノーが開発と生産を行うことで、アライアンスの資産を最大限に活用しながら、日産らしさにあふれる商品を実現します。これは、アライアンスの『Smart Differentiation(スマート差別化)』の好例です。人気の高い『マイクラ』の後継となる新型車は、欧州のお客さまにさらなるワクワクを提供することでしょう」と語った。
欧州では2017年に5代目マイクラが登場しているものの、日本においてマーチは現在も4代目モデルが10年以上にわたって継続販売されており、ほぼ放置状態となっていた。この新型コンパクトEVが「マーチ」として日本にも導入されることを期待したい。
新型コンパクトEVの車名、発売時期、搭載技術の詳細などについてはいずれ発表されるとのこと。続報に期待したい。