この記事をまとめると
■ルノー・日産・三菱自動車アライアンスが2030年に向けたロードマップを発表
■日産マイクラの後継車となる新型コンパクトEVを欧州市場に投入することを予言
■新型コンパクトEVは日産がデザインしてルノーが生産する日産車となる
日産が欧州市場に新型コンパクトEVを投入予定
2022年1月27日、ルノー・日産・三菱自動車アライアンスが、2030年に向けてともに未来を切り拓くため、モビリティのバリューチェーンに焦点を当てた共通のプロジェクトと実行計画を発表した。この発表会では、アライアンスが電気自動車とコネクテッド・モビリティに注力し、2026年までにプラットフォームの共用化率を80%まで向上させることなどが発表された。
そんな中でも注目したいのが、日産が欧州市場に投入する新型コンパクトEVだ。これは、日産のエントリーかーとして人気の高いマイクラ(日本名:マーチ)の後継車だ。
欧州市場は、日産が電動化を推進するうえで重要な役割を果たす市場だ。日産は同市場に向けて「アリア」や新型クロスオーバーEVを発売予定であり、また、日産独自のe-POWERも新型キャシュカイやXトレイルに搭載して発売を予定している。