この記事をまとめると
■チームランドクルーザー・トヨタオートボデーがダカールラリー2022市販車部門で優勝
■優勝車両のランドクルーザーにはトーヨータイヤのオープンカントリーが装着されていた
■オープンカントリーはダカールラリー市販車部門9連覇を達成した
オープンカントリーが高い耐久性と耐外傷性で優勝車両をサポート
コース上の各所に設けられたスペシャルステージの累積走行タイムを競う「ダカールラリー」。2022年は1月1日から14日間にわたってサウジアラビアで開催されたが、トヨタ車体のラリーチーム「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下TLC)」のランドクルーザー(三浦/リシトロイシター組)が市販車部門で優勝した。
そして、このTLCランドクルーザーには、トーヨータイヤがダカールラリーやオフロードレースを想定して開発した「オープンカントリーM/T-R」が装着されており、同タイヤが市販車部門9連覇を果たすこととなった。
「オープンカントリーシリーズ」はSUVをターゲットにしたオフロードタイヤで、耐久性や耐外傷性を高い次元で実現。その性能の高さは、同商品を装着した車両が数々の優秀な成績を収めていることでも証明されている。とりわけ大型SUVが普及している北米では、高い基本性能とアグレッシブなパターンデザインでも高く評価されている。
スペシャルステージでの速さが求められるだけでなく、ステージ間のリエゾンセクション(移動区間)を含めると、総走行距離は8000km以上にも及ぶ非常にタフなラリーの「ダカールラリ−2022」。砂丘や岩場、降雨によって悪化した路面など、厳しいコースコンディションの中でTLCのランドクルーザーが優勝したことで、図らずも「オープンカントリー」シリーズの高い悪路走破性や耐外傷性が証明されることとなった。
トーヨータイヤは、今後もレースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をリリースしてくれることだろう。