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雪でクルマが立ち往生は笑い事じゃない! 生死を分けることもある「燃料残量」や「待機の仕方」 (1/2ページ)

雪でクルマが立ち往生は笑い事じゃない! 生死を分けることもある「燃料残量」や「待機の仕方」

この記事をまとめると

■この冬、大雪により各地で立ち往生が発生

■身動きが取れなくなることは命に関わる

■立ち往生が起きてしまった場合の対処方法について解説する

各地で立ち往生が発生!

 この冬は各地で大雪に見舞われていて、1月6日には首都高でも14時間もの立ち往生が発生。1月4日の大雪でも関越道の六日町インター付近で立ち往生が起きて、一時通行止めに……。

 1月13日の夜には富山県小矢部市の国道8号では大型トラックが立ち往生し、一時、上下線とも最大約15キロの渋滞が発生した。

 こうした立ち往生が起きてしまった場合、どうすればいいのか。

 まず自車が単独で立ち往生した場合。

 こうしたときはまずJAFに救援を要請。道路緊急ダイヤル(#9910)や、消防(119番)、警察(110番)に通報するのもひとつの手だ。

 救援が来るまで、ハザードランプを点滅させ、発煙筒なども焚いて、自車の存在を周囲に知らせることも大事。可能であれば、暖のとれる安全な場所に避難して救援を待つようにしたい。

 一方、高速道路などで立ち往生に巻き込まれ、長時間身動きがとれなくなった場合は大変。下手すると一晩も閉じ込められることがあるので、長期戦を覚悟しなければならない。

 こうしたときはまず基本的にエンジンを切っておく。エンジンをかけたまま止まっていると、大雪でマフラーの出口が塞がれ、排気ガスが室内に流入し、一酸化炭素中毒の危険があるからだ。大雪での立ち往生では、この一酸化炭素中毒が一番怖い。

 寒さに耐えきれなくなって、一時的にエンジンをかけ、ヒーターをつけたくなったら、マフラー出口付近をしっかり除雪し、定期的に換気をする。車内がある程度温まったら、再びエンジンを止めておく。エンジンをかけている間は、小まめな除雪を心がけること。

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