アルトワークスは軽スポーツの長寿モデルだ
その後、アルトワークスは2代目、3代目モデルにモータースポーツベースとなる「ワークスR」を設定したほか、SOHCターボエンジンを搭載したマイルド仕様の「ワークスターボie」及び「ワークスターボie/s」を設定。
1998年に登場した新規格ボディとなったモデルではエンジンに可変バルブ機構を搭載し、ドライブバイワイヤを採用するなど、究極とも言える当時の最新鋭技術を盛り込んだモデルとなっていた。
しかし、折からのスポーツモデル冬の時代も影響し、ベースのアルトがマイナーチェンジを実施した2000年12月のタイミングでカタログから消滅。2015年12月に再び復活するまでおよそ15年の歳月を要してしまったのである。
さすがに再びワークスが復活するのにもう1度15年も待つのは厳しいので、スズキにはぜひ新型ワークスの設定を前向きに検討していただきたいものである。