この記事をまとめると
■モータージャーナリストの桃田健史さんが乗っておきたいクルマについて検討
■多くのモデルの名前が挙げられた
■ひとつの答えは出ないことがわかった
乗っておきたいクルマには多くのモデルが思い浮かぶ
「死ぬまでに」と言われて、若い頃ならば、あれやこれやとさまざまなクルマの名前が出てくると思う。それが、筆者のように高齢になってくると、かなり現実的な課題になる。せっかく乗るなら、唯一無二の存在が良い、とも思う。
オフロード系なら、トヨタ・ランドクルーザーやスズキ・ジムニー、輸入車ならば各種レンジローバーや各種Jeepといった名前がすぐに浮かぶ。スポーツカーなら、マツダ・ロードスター、日産Z、トヨタGR86/スバルBRZ。ハイパフォーマンス系なら、日産GT-R、STI系など。スーパーモデルなら、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン。アメ車なら、シボレー新型コルベットに、シェルビー系マスタング。
さらには、昨今流行もしている、ネオクラシックカーの面々からも、さまざまな「乗っておきたいクルマたち」の姿が目に浮かぶ。
こうしたモデル名を並べてみて、改めて思うのは「乗っておきたい」、「もう一度乗りたい」、「乗り続けたい」といったクルマは、枚挙にいとまがない。一方で、「乗っていられなくなる」という思いが年々強くなってきている。
これまで長年に渡り、世界各地でさまざまなクルマに乗ってきた。なかでもアメリカでは、ダッジラムなどピックアップトラックで1日15~20時間、2000km以上走ることも珍しくなかった。また、レーシングカーを含めてさまざまなハイパフォーマンスマシンでサーキット走行もこなしてきた。