この記事をまとめると
■「ワンオーナー車」として愛され続けている率の高いクルマを紹介
■乗り換えるにも代わりのクルマがないという場合も多い
■当時の販売価格が高額だったクルマは長年愛用する人が多い傾向にある
これに代わる存在がない故に愛用しているのだ
クルマの長寿命化が顕著になってきた現在では、10年10万キロはただの通過点に過ぎず、まだまだ現役バリバリで走っているクルマも珍しくなくなってきている。
しかし、そこからさらに10年以上遡った1990年代のクルマとなると、スポーツカーや輸入車のような趣味性の高いクルマ以外は途端に街中で見かける機会が少なくなってしまうのだが、そんな中でも街中で目にするケースが珍しくない、長く所有している人が多い印象のあるクルマを独断と偏見でピックアップしてみた。
1)トヨタ・クラウン
トヨタ車はおしなべて丈夫で長寿命というイメージがあるが、中でも街中で見かけるケースが多いのがクラウンではないだろうか? 90年代に登場したクラウンというと95年デビューの150系と99年デビューの170系が該当するが、どちらも大切に乗られていそうな個体を見かけることがある。
これは、やはり“高級車”であるがために、購入したユーザーが大切に乗っていると思われ、実際に運転しているドライバーをチェックすると年輩のオーナーが多いように見受けられるのだ。
こういった車種は型落ちになるとフルエアロやローダウン、大径アルミでドレスアップして若いユーザーが乗るケースが多いが、そういったドレスアップ車が姿を消していく中で、フルノーマルで乗られるクラウンを見るとホッとしてしまうのは筆者だけではないハズ。