この記事をまとめると
◼︎ダイハツとトヨタで販売されていたコンパクトカーの通称が「宇宙人顔」と「犬顔」だった
◼︎マイナーチェンジの前と後でクルマのフェイスが違う
◼︎性能には特に影響はないので好みの問題となる
「犬」に「宇宙人」っていったいどんな顔のクルマなのか
クルマのフロント部分は”フロントフェイス”や”フロントマスク”または”顔面”などと言われ、その名の通りクルマの顔としてその車種の印象を決定づける重要な部分となっている。
そのため、大型ミニバンや高級車では威圧感すら感じる”オラオラ顔”であったり、コンパクトカーや軽自動車などは癒し系の”ファニーフェイス”が採用されることが多いのはご存じのとおり。そんななか、”宇宙人顔”や”犬顔”という愛称で呼ばれていたコンパクトカーがあったのを覚えているだろうか?
そのモデルこそ1998年に登場したダイハツ ストーリアと、その兄弟車(OEM車)となるトヨタ デュエットである。
ストーリアは、それまでのダイハツコンパクトカーとして長らくその座を守ってきたシャレードの実質的な後継車種であり、シャレードと同じく1リッターエンジン搭載車を中心としたいわゆるリッターカー。つまり、軽自動車からのステップアップユーザーをカバーする車種として存在していたのだ。
そんなストーリアのエクステリアは大きなつり目のヘッドライトと、丸く開けられたエアインテークが特徴的で、当時のCMではグリーンメタリックのボディカラーのストーリアとともに、「ストーリア星人」と名付けられた宇宙人風のキャラクターが登場していたことから”宇宙人顔”と呼ばれるようになっていたのだった。