本格的に洗浄するなら水洗い
もっと本格的に洗浄するなら水洗いするしかない。多くのクルマの取扱説明書には「洗車をする時はエンジンルーム内に水をかけないでください」と書かれているので躊躇するところだが、注意深くやればDIYでできないことはない(あくまで自己責任で)。
ポイントはなんといっても、電装系に水がかからないようにしておくこと。
バッテリー、ヒューズボックス、オルタネーター、エアクリーナー(吸入口)、ECU(エンジンコントロールユニット=コンピュータ)、カプラー類をビニール袋などで養生し、できれば湿気を嫌うブレーキフルード、クラッチフルードのリザーバータンクにもカバーをつけておく。
あとは、エンジンルーム専用のクリーナー(例:KUREフォーミングエンジンクリーナーなど)をスプレーして、泡で汚れを浮き上がらせ、水で洗い流せばOK。
最後に防水用のカバーを全部外して、ウエスなどがエンジンルーム内に残っていないかをチェックして、エンジンを始動。アイドリングでしばらく回して、エンジンルーム内を乾かせば終了。
その他有料になるが、ディーラーなどにエンジンルームの洗浄を頼む方法もある。
車検の明細などに「下まわり・エンジンルーム洗浄」などのメニューが入っているのを見かけたことがあると思うが、だいたい4000~5000円で一通りクリーニングしてくれる。
カー用品店やKeeperなどの洗車のプロショップでも、「エンジンルームクリーン&プロテクト」といったサービスを行なっているので、調べてみるといいだろう。