なんと水洗いもOKだった! クルマのエンジンルームの洗い方とは (2/2ページ)

本格的に洗浄するなら水洗い

 もっと本格的に洗浄するなら水洗いするしかない。多くのクルマの取扱説明書には「洗車をする時はエンジンルーム内に水をかけないでください」と書かれているので躊躇するところだが、注意深くやればDIYでできないことはない(あくまで自己責任で)。

 ポイントはなんといっても、電装系に水がかからないようにしておくこと。

 バッテリー、ヒューズボックス、オルタネーター、エアクリーナー(吸入口)、ECU(エンジンコントロールユニット=コンピュータ)、カプラー類をビニール袋などで養生し、できれば湿気を嫌うブレーキフルード、クラッチフルードのリザーバータンクにもカバーをつけておく。

 あとは、エンジンルーム専用のクリーナー(例:KUREフォーミングエンジンクリーナーなど)をスプレーして、泡で汚れを浮き上がらせ、水で洗い流せばOK。

 最後に防水用のカバーを全部外して、ウエスなどがエンジンルーム内に残っていないかをチェックして、エンジンを始動。アイドリングでしばらく回して、エンジンルーム内を乾かせば終了。

 その他有料になるが、ディーラーなどにエンジンルームの洗浄を頼む方法もある。

 車検の明細などに「下まわり・エンジンルーム洗浄」などのメニューが入っているのを見かけたことがあると思うが、だいたい4000~5000円で一通りクリーニングしてくれる。

 カー用品店やKeeperなどの洗車のプロショップでも、「エンジンルームクリーン&プロテクト」といったサービスを行なっているので、調べてみるといいだろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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