この記事をまとめると
◼︎メルセデス・ベンツと関わりの深いAMGの正体を解説
◼︎バイクや時計ともコラボしていた
◼︎日本車にもAMGと共同で作ったクルマが存在する
メルセデスのワークス? そもそもAMGとは何者なのか
メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルに冠される「AMG」の称号は、輸入車にとくに興味のないユーザーであっても名前くらいは耳にしたことがあるだろう。
現在はメルセデスAMGとしてメルセデスベンツの一部門となっているAMGではあるが、もともとは1967年にレーシングカー用のエンジンを設計する会社として設立されたもの。
AMGの社名は創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒトの「A」と、エンジニアのエアハルト・メルヒャーの「M」、そしてアウフレヒトの生まれ故郷であるドイツのグロース・アスバッハという地名から「G」をそれぞれ拝借し、「AMG」となっている。
ちなみにアウフレヒトとメルヒャーはもともとダイムラーベンツ(当時)のエンジニアであり、そこから独立してAMGを立ち上げていた。
その関係もあって当初からメルセデスをベースとしたチューニングカーやチューニングパーツもリリースしていたが、当時はれっきとした独立系チューナーとなっていたのだが、1990年にダイムラーベンツと正式に業務提携を結び、現在に至っているというワケだ。