せっかくのデートなのに車内でケンカ勃発!?
3つ目は、会話と同じで、クルマのイベントにばかり誘うのも女性はガッカリするはずです。何か目的地があるドライブならいいですが、いつもクルマに乗ってアテもなく走ったり、パーキングに寄って缶コーヒーを飲むだけ、というのはどうかと思います。毎回、レース観戦というのも微妙なところ。「この人は、私と一緒にいたいのではなく、ただクルマで走りたいだけなのでは? レースが観たいだけなのでは?」とガッカリしてしまうかもしれません。ドライブが多めでもいいですが、女性が喜びそうな目的地、立ち寄り地を挟むのもお忘れなく。海辺のレストランや、イルミネーションが綺麗な公園、ドライブインシアターなどもいいですね。
4つ目は、クルマグッズばかりプレゼントするのもガッカリポイント。確かに、最近のクルマグッズは女性向けのアパレルなどもあるし、可愛いものが多いですが、そればかりに偏らないようにしたいものです。ミニカーや洗車道具、車名のロゴが入ったTシャツなど、喜ぶとは思いますが、やはりそればかりが続くと、「女性として見てくれているのだろうか?」と不安になるものです。逆に、女性の愛車のナンバーが刻まれたネックレスとか、愛車のボディカラーと同じ色のストールとか、ちょっとひねりがあるプレゼントを選んであげられるのが、同じクルマ好きの男性の特権。クルマ好きにあげるベタなプレゼントではなく、ちゃんと女性の好みや雰囲気を考えつつ、愛車の要素も入れてあげると思いがさらに伝わるのではないでしょうか。
5つ目は、女性の運転にケチをつけること。これも絶対にNGです。一緒にドライブしていると、クルマ好きだからこそ目についてしまうところや、自分の運転スタイルと違うところ、「もっとこうすればいいのに」と思うポイントなども見えてしまうのは仕方のないことですね。でも、それをいちいち口に出して女性に伝えるのはあまり感じがいいとは言えません。ましてや、自分のほうが運転が上手いという前提で、指導するような口調なんてもってのほか。天使のような女性だったとしても、運転に関して上からな態度で言われたらカチンとくるはずです。あまりにも目にあまるようなら、まず自分が運転を代わってお手本となる運転ができることを見せてから、「こういう時はこうしたほうがいいよ」といった感じで伝えるといいと思います。
ということで、最近少しずつ増えているというクルマ好き女子や、MT好き女子たち。かつてスーパーカー世代だった50代前後の人たちのジュニアが、親の影響を受けてクルマ好きに育ち、免許をとる年齢となったのがその理由と言われています。ひと口にクルマ好きと言っても、その範囲は広くて好みもさまざま。ぜひお互いに楽しい時間を過ごし、親しい関係になれるようにクルマをうまく活用してくださいね。