山奥の豪雪地域だけではない!
強化された理由は、毎年ニュースになる大雪による通行止め対策で、指定区間は豪雪地だったり、坂道が続くところだったりする。また路肩で装着するのは危険なので安全に作業ができたり、装着確認をする場所があるというのも条件になっている。
これでも、そんなに強い規制がかかる場所は相当な山奥で、たまにスキーやスノボ、帰省などで通るところでは実施されないだろうと思うかもしれない。いわゆる豪雪地帯だが、実際の規制設定区間を見ると、九州と四国はないものの、中国地方より東には東北まであって、富士山周辺や山梨など首都圏近郊にもあるのでかなり身近な存在と言っていい。ただし東北は山形のみで、北海道はなし。これはそもそも雪対策に対する意識が高いからだろう。
チェーンを持っていないために、せっかくの冬レジャーや帰省が台無しになることも考えられるので、事前に規制区間を調べて、必要に応じてチェーンを用意しておきたい。