あえての無塗装! 樹脂フェンダーで無頼漢っぷりがイケてるクルマ3選 (2/2ページ)

オーバーフェンダーはオシャレ&ハイスペックの証!

2)ダイハツ タフト(2代目)

 2020年におよそ36年ぶりに名前が復活したタフト。先代モデルとの直接的な繋がりはないものの、軽自動車のクロスオーバーSUVとして人気を集めるモデルとなっている。

 そんなタフトにはSUVらしく樹脂のフェンダーが採用されているのだが、その形状はフェンダーアーチだけを覆うものではなく、前後ともバンパーコーナーまでを一体とした(部品的には分割されているが)ものとなっており、フロントはフォグランプ、リヤは反射板が埋め込まれる形状となっているのだ。

 また、樹脂フェンダーに繋がるボディラインは一度くぼみが付けられていて、オーバーフェンダーのような張り出し感を演出している点も特徴的。それによってボディサイズに制限のある軽自動車でありながら、大型SUVのような迫力のあるスタイルを実現している。

3)ミニ

 1959年のデビューから2000年の生産終了まで、41年という長きにわたって継続生産がなされてきたクラシックミニ。オリジナルモデルは10インチのタイヤに幅の狭いトレッドを採用しており、フェンダーにはメッキモールが備わるだけだった。

 しかし、1984年にフロントにディスクブレーキを採用するとトレッドが拡大され、従来のボディからタイヤがはみ出してしまったため、樹脂製のオーバーフェンダーを装着したものがリリースされるようになった。

 もともとモータースポーツなどで活躍していたミニにはオーバーフェンダーが装着されていたケースも多かったのだが、メーカーがそれを市販モデルに採用した稀有な例と言えるだろう。

 その後はターボエンジンを搭載し、フェンダー一体型のエアロパーツをまとったミニERAターボや、13インチホイールを装着し、より大型のオーバーフェンダーを標準装備したスポーツパックリミテッドなどもリリースされている。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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