この記事をまとめると
◼︎先代の86&BRZに設定された限定車を紹介
◼︎エンジンや足まわりなどに手が入った本格モデルが多い
◼︎限定100台といった少ないモデルが多いので見つけたら手に入れるべし
先代モデルに設定された激アツ限定車をプレイバック
2.4リッターの新型GR86(ZN8)・BRZ(ZD8)の評判も上々ないまだからこそ、初代の86(ZN6)とBRZ(ZD6)の主な限定車をチェックしておこう。
1)86 GRMN
2012年、初出場でニュルブルクリンク24時間を制し(クラス優勝)、翌2013年はクラス2位。2014年にもクラス優勝したTOYOTA GAZOO Racingが、ニュルで蓄積したノウハウを活かし、「究極の86」として送り出したのが、86GRMN。
100台限定のコンプリートカーで648万円のプライスだったが、3000人以上がオーダー! レクサスLFAも手がけたトヨタの元町工場で生産されたが、手作業に近く、1日に2台しか作れなかった。
ボディはトランク開口部への金属パネルによる補強や、トランク内のVブレース追加によりねじり剛性をベース車両の1.8倍にアップ。
前後異型の専用タイヤを履き、ブレーキもフロント6ポッド、リヤ4ポッドのモノブロック対向キャリパーで強化。サスペンションも専用チューンで、エアロもニュルのレースカーの流れを汲む本格派。エンジンも219馬力にパワーアップされ、軽量化も図られた。